Aさんの自己分析の変遷
大学生時代の専門は国際経済。ゼミでもゼミ長を務めるなど、自ら率先して人を引っ張るタイプである反面、人にものを頼むのが苦手で、手伝ってほしい時も口に出せない癖がある。
就活のスタートにあたってAさんがまず行ったのは、友達を集めてみんなで自己分析を行うこと。とはいえ、ただみんなで集まって話をするだけだと楽しくないし、なかなか答えを導き出すこともできない。そこでAさんが使ったのがカードソート。「キャリアカウンセリングの現場でも使われている手法で…」といううんちくでみんなの注目を集めつつ、カードゲーム感覚の気軽な気持ちで、楽しみながら自己分析完了。
Aさんのカードソートによる自己分析結果
PICKUP CARD 「高い目標にチャレンジするのが好き」
壁が高ければ高いほど燃えるタイプのAさん。就職活動も挑戦の精神を忘れずに挑みたいと心を新たに取り組んだ。
企業研究を進めるにつれて、社会に対する考え方に少し違いが出てきたように感じたAさんは、ここでもう一度カードソートで自己分析を行うことに。すると、最後に残ったカードから絞り込むときに、以前よりも気になるカードがあった。OB訪問の際に先輩に聞いた話から、チームのメンバーと協力して働くことの重要性に気がついたからだ。馴れ合いではなく、刺激し合える仲間と出会えそうな会社。目標は定まった。
Aさんのカードソートによる自己分析結果
PICKUP CARD「よい刺激が受けられる仲間と働きたい」
よい仲間は自らの成長にもつながるし、働く上で不可欠と考えたAさんは、仲間との出会いをカギとして、会社を選んだ。
Aさんのカードソートによる自己分析結果
ゼミ長を務めていたAさん。ゼミ合宿での白熱した議論を取りまとめた経験をエピソード化し、自信をもって面接に臨み無事内定をGET。